和歌山市の奉仕団体「和歌山キワニスクラブ」は、きょう（１３日）市内の児童養護施設の子どもへの七五三のメイクや着付けを支援する活動を行いました。

これは、児童養護施設の子どもに七五三の晴れ着を着せてあげようと、６年前から和歌山キワニスクラブが市内の美容室の協力を得て、毎年この時期に行っている取り組みです。

今回は、児童養護施設「こばと学園」と「虎伏(とらふす)()学園」の園児あわせて８人が、けさ、和歌山市内の美容室を訪れ、美容師にヘアカットやかんざしなどの飾り付けをしてもらったり、別室で紋付きや振り袖を着せてもらったりしました。園児たちは、鏡に映った自分の晴れ姿に満面の笑みを浮かべて見とれていました。

和歌山キワニスクラブの桝谷将秀(ますたに・まさひで)()副会長は「毎年、施設の子どもが着飾る様子を見るのはとても嬉しいです。子どもたちを多くの大人が見守っていることを伝えたいです」と話しています。

園児たちを引率した保育士たちも、子どもたちの晴れ着姿を目を細めて見守っていました。