トーヨーカネツとTKLC・和歌山県橋本市に進出へ

2023年11月09日 15時57分

政治経済

東京に本社があるベルトコンベアーなどの物流システムメーカー・トーヨーカネツ株式会社が、橋本市あやの台北部に進出することになり、きのう(8日)和歌山県庁で関係者が協定書の締結式を行いました。

協定締結後の記念撮影(11月8日・和歌山県庁・知事室)

調印式には、トーヨーカネツ株式会社の大和田能史(おおわだ・たかし)社長と橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長のほか、和歌山県の岸本周平知事と、工場内で機器を製造する有田市(ありだし)に本社があるTKLC株式会社の中西秀明(なかにし・ひであき)社長が出席して行われ、関係者が協定書に署名し、記念撮影を行いました。

岸本知事と平木市長は、進出に歓迎の意を示すと共に協力していくことを明らかにしました。

また、トーヨーカネツの大和田社長は、有田(ありだ)市内のプラントに納入しているほか、輸送機器などを製造しているグループ傘下の協力会社TKLC株式会社があることなど、和歌山に思い入れがあることを紹介し「工場を新たに建設し、物流現場の課題解決に取り組む」と決意を述べました。

協定書の調印

今回進出する工場は、あやの台の造成地北部に建設されるもので、再来年(2025年)の着工、2028年の稼働を想定し、地元とその周辺からの雇用は50人を予定していて、物流機器の製造を手がけることにしています。

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