南海トラフ地震速報通常に 予定より早く作業完了

2023年11月07日 20時49分

災害・防災社会

気象庁はきょう(11月7日)、南海トラフ巨大地震に備えた観測網の整備工事を終え、和歌山県潮岬から高知県室戸岬の沖合に設置した地震・津波観測監視システム「DONET」の緊急地震速報への利用を再開したと発表しました。

作業は、先月(10月)25日から11月20日までを予定していましたが、想定より早く完了しました。

気象庁は、作業期間中、潮岬から室戸岬にかけての沖合周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が、平常時より最大で13秒遅れる可能性があるとしていました。

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