前線通過・あす(7日)明け方にかけ局地的な雷雨に注意
2023年11月06日 18時18分
発達中の低気圧から伸びる寒冷前線が、こんや(6日)遅くからあす(7日)の明け方にかけて近畿地方を通過し、この前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる見込みで、和歌山地方気象台は、大雨と突風、落雷に関する和歌山県気象情報を出して、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や竜巻などの激しい突風、低い土地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。
気象台によりますと、これからあすにかけて予想される1時間雨量は、いずれも多いところで、北部が40ミリ、南部が50ミリとなっています。
また、きょう午後6時からの24時間では、いずれも多いところで北部が120ミリ、南部が150ミリと予想しています。
雨雲が予想より発達した場合は、警報級の大雨になる可能性もあります。
気象台は、大雨や落雷、竜巻などの激しい突風、低い土地の浸水、河川の増水、それに土砂災害に注意するよう呼びかけるとともに、発達した雷雲が近づく兆しがある場合は、建物の中へ避難するよう呼びかけています。