津波想定、高台へ走れ、広川町で訓練

2023年11月05日 16時37分

災害・防災

「世界津波の日」のきょう(5日)、広川町で、南海トラフ巨大地震による津波を想定した避難訓練が行われ、地元の小学生が緊急停止した列車から走って高台へ避難しました。この訓練は、広川町が、JR西日本とマグニチュード9・1の地震が発生したと想定して行ったものです。

訓練では、列車が緊急停止し、参加したおよそ250人の子どもらは、開いたドアから乗務員の誘導で外に出て、高台を目指し、一斉に走り出しました。乗務員は「早く逃げろ」、「走れ」と避難を急がせていました。

小学6年の12歳の女子児童は「線路の砂利が走りにくかった。練習できて良かった」と話していました。また、車掌の山本彩加(やまもと・あやか)さん28歳は「一人一人の意識で1秒でも早く避難できます」と日頃の心掛けを呼びかけていました。

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