有田市のＪＲ紀勢本線初島駅(はつしまえき)で、「和歌山製油所のこれまでとこれから」と題した写真などの展示が行われています。

これは、有田市とＪＲ西日本和歌山支社が実施しているもので、「これまで」のパートでは、東亜(とうあ)燃料として操業を開始し、８０年以上にわたって操業、先月（１０月）１６日をもって、原油処理を停止した和歌山製油所について、白黒の懐かしい写真などで紹介され、「これから」では、今後の和歌山製油所の方向性や事業化検討中のＳＡＦ(サフ)の紹介、また、有田市の望月良男(もちづき・よしお)市長のメッセージなどが掲示されています。

初島駅は、現在は静かな無人駅ですが、和歌山製油所の最寄り駅として、長年にわたり、製油所で働く人たちと地域住民とを結ぶ拠点として、歴史を刻んできました。

写真展示「和歌山製油所のこれまでとこれから」は、今月（１１月）３０日まで、ＪＲ初島駅の駅舎内で行われています。