海南市内の企業が家庭用品の即売会などを行なう「第２０回 家庭用品まつり」が、きょう（１１月４日）、海南市大野中の海南市総合体育館で開催されました。

これは、海南市の地場産業であるスポンジやたわし、洗濯物干しなどの家庭用品をＰＲしようと、海南市の協力のもと、家庭用品まつり実行委員会が開いている催しです。２０２０年からは、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が見送られており、今回は４年ぶりの開催となりました。

会場には、海南市の家庭用品メーカー１５社が、自慢の家庭用品や雑貨を販売したほか、海南商工会議所による「海南こだわりブランド」の展示コーナー、海南商工会議所女性会によるフリーマーケット、家庭用品組合青年部の屋台などが設けられ、大勢の来場者で賑わいました。

海南市産業振興課の橋爪隆典（はしづめ・たかのり）主任は、家庭用品まつりについて「家庭用品は海南市の地場産業のひとつです。お客様に、気に入った商品をお買い求めいただき、少しでも地域の方々にお返しができればと思います。あす（１１月５日）も引き続き開催されますので、どうぞ気を付けてお越しください」と話しました。

市内から友人と訪れた女性は、「４年ぶりの家庭用品まつりが楽しみで１時間前から並びました。東和産業の家庭用品の詰め放題が１番の目当てで、身体を洗うタオルと洗濯ピンチをたくさん詰め込みました。毎年来たい」と話しました。

また、きょう（１１月４日）は、海南市黒江の川端通りで、地場産業まつりとして「第３５回 紀州漆器まつり」も併せて開催されました。

あす（１１月５日）は、家庭用品まつりは午前９時から午後３時まで。紀州漆器まつりは午前１０時から午後４時まで。ふたつの会場を結ぶ無料のシャトルバスも運行されます。