水道ビジョン検討会議開催/和歌山市

2023年11月01日 18時47分

政治経済

和歌山市で水道の送水管が崩落した事故を受け、今後の水道のあり方を検討する有識者らによる市の検討会議がきのう(10/31)開かれ、市は紀の川北側にある工業用水の六十谷浄水場の隣に新しい浄水場を建設する考えを示しました。

会議では、課題となっている和歌山市北部の給水についての考え方を市が改めて説明しました。

この中で北部で新しく浄水場を建設する問題については費用や用地確保などの観点から、工業用水の浄水場に隣接して建設するとの考えを示しました。

計画では5年後の2028年に設計に着手し、10年後の2038年度の事業完了を目指すとしています。

また紀の川南側の浄水場から北部地域に水を送っている送水管については、もう1本に増設する方針で、2年後の2025年に事業着手し、4年後の2027年度に事業開始したい考えを委員に説明し理解を求めました。

次回の検討会議は、今月(11月)17日和歌山市役所で開かれることになっています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55