和歌山市に本社がある自動横編み機メーカーの島精機製作所はきのう（１０／３１）、今年４月から９月末までの決算内容を発表しました。

それによりますと昨年の同じ時期は赤字決算でしたが、今期は国内市場で高機能の自動横編み機の設備投資が好調だったことや海外の主力である香港や東南アジアでも高性能の機種や生産効率が高い機種の販売が好調に推移したことで売上げを伸ばしたことから、売上高は１９１億円で、営業費用を差し引いた経常利益は５億６千万円余りと黒字となりました。

島精機によりますと、２０２４年３月期の連結決算予想は売上高４３０億円、営業利益１０億円、経常利益１７億円、１株あたりの当期純利益は３４円７７銭と見込んでいます。

また上期前半の第二四半期は当初の予定通り１株あたり５円の配当を予定しています。