和歌山放送・第38回「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」募金活動スタート
2023年11月01日 18時48分
ラジオを通じて、目の不自由な人や身体に障害のある人への募金を呼びかける、和歌山放送の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が、ことし(2023年)もスタートし、初日のきょう(11月1日)JR和歌山駅前で募金活動が行われました。
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、1975年に東京のニッポン放送で始まり、和歌山放送は1986年から参加していて、ことしで38回目を迎えます。
ミュージックソンとはミュージック・マラソンの略で、これまでに北海道や大阪、福岡、沖縄など、全国11のラジオ局がそれぞれの地域で独自の募金活動と特別番組を展開していて、寄せられた浄財をもとに「通りゃんせ基金」を設け、目の不自由な人のための「音の出る信号機」の設置や、障害者福祉施設への機器の提供に役立てています。
和歌山放送では、これまでに県内と大阪府南部にあわせて116カ所に音の出る信号機を設置していて、設置率は全国1位となっています。
けさ7時半からおよそ1時間にわたって、オレンジ色のスタッフジャンパーを着た和歌山放送の社員らがJR和歌山駅前で募金活動を行い、通勤・通学客に通りゃんせ基金に募金するよう呼びかけました。
募金活動は来年(2024年)1月31日まで行われ、期間中、県内の店舗や企業、役場などの協力で、募金箱や募金基地「愛の泉」を設置するほか、チャリティグッズの販売やチャリティ・オークションなどのイベントも予定しています。
そして、クリスマス・イヴの12月24日正午からは、音楽やメッセージが満載の24時間特別番組、第38回wbs「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」を放送し、和歌山放送の出演者一同が、番組を通じて募金への協力を呼びかけます。