【新型コロナ】和歌山県内 7週ぶり増加 インフル注意報基準超 

2023年10月27日 22時37分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(10月27日)、県内の定点医療機関から寄せられる新型コロナウイルスの最新の感染者数が7週ぶりに増加に転じたと発表しました。インフルエンザの感染者数も増加していて、きょうの報告で、昨シーズンより2ヶ月以上早く注意報基準を上回りました。

県健康推進課によりますと、今月(10月)22日までの1週間に、県内49の定点医療機関で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は208人で、1医療機関当たりの平均は4・24人で、6週連続で減少していた感染者数が、7週ぶりに増加に転じました。

県内の保健所管内別の1医療機関あたりの平均感染者数は、和歌山市が2・33人、海南が13・33人、岩出が4・33人、橋本が3・50人、湯浅が2・75人、御坊が2・67人、田辺が7・86人、新宮が3・67人、串本支所管内は0・50人となっています。

前の週を下回ったのは、海南と御坊の保健所、それに串本支所の3つだけで、それ以外の、和歌山市、岩出、橋本、湯浅、田辺、新宮のそれぞれの保健所管内では、増加しました。

ただ、この1週間に新たに入院した感染者は24人で、6週連続で前の週を下回っています。

一方、インフルエンザの1医療機関あたりの感染者数は10・76人となり、今シーズン初めて、注意報の基準値となる10人を上回りました。

昨シーズンと比べると、インフルエンザ注意報の発令が2ヶ月以上早く、県健康推進課では、「特に子どもの感染が広がっている」としてマスクの着用やこまめな手洗いのほか、 新型コロナウイルスとインフルエンザ、双方のワクチン接種を呼びかけています。

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