ねんりんピック愛媛大会・和歌山県選手団の壮行式
2023年10月27日 22時35分
あす(28日)から愛媛県で開かれる、全国健康福祉祭「ねんりんピックえひめ大会」に出場する和歌山県選手団の壮行式が、きょう(27日)JR和歌山駅前の「わかちか広場」で開かれました。
ねんりんピックは、厚生労働省と都道府県、それに一般財団法人・長寿社会開発センターが主催する、全国の60歳以上の人たちによるスポーツや文化活動の交流イベントで、35回目となることし(2023年)は愛媛県であすから今月(10月)31日まで開かれます。
和歌山県からは、テニスやサッカー、太極拳などのスポーツ競技をはじめ、健康マージャンや将棋といった文化交流など、あわせて21種目に137人が選手として出場します。
きょうの壮行式では、和歌山県の岸本周平知事がグラウンド・ゴルフ競技の森本和男(もりもと・かずお)選手81歳に選手団旗を手渡したのに続いて、激励のあいさつを行い「平均年齢70歳、最高齢88歳、140人近い素晴らしい選手団が結成された。毎年平均年齢を上げて、元気な和歌山を全国に示して欲しい」と呼びかけました。
これに対し、選手団を代表して、剣道競技の大橋義久(おおはし・よしひさ)選手71歳が「和歌山県の高齢者パワーを遺憾なく発揮し、実り多い大会になるよう全力を尽くします」と健闘を誓いました。
今回、ねんりんピック初参加でテニス競技に出場する、和歌山放送の平井理弘(ひらい・みちひろ)アナウンサー63歳は「自分がねんりんピックに出場する年代になったと思うと感慨深いです。とにかく試合を楽しみ、和歌山県代表として出場できることを誇りに頑張ります」と意気込みを語りました。平井アナウンサーの初戦はあさって(29日)で、 地元・愛媛県の選手と対戦します。