第67回和歌山城公園菊花展 11月19日まで開催

2023年10月24日 19時29分

イベント社会

和歌山城公園菊花展が、きょう(10/24)から和歌山城公園の表坂登り口付近一帯で始まりました。

これは、菊の愛好家でつくる和歌山菊の会が主催しているもので、ことし(2023年)で67回目です。

今年の菊花展には、大小色とりどりの大菊や盆栽菊など、およそ350鉢が展示されていて、訪れた人たちが、けんらん豪華な菊の花を楽しんでいました。

なかには、イギリスから訪れた夫婦もいて、「菊は、長い期間かかって育てて、咲いている時間は短いと聞いている。その技術がすばらしいし、イギリスでは、ホテルなどで見る機会がある」と話していました。

今年は、1本の小菊を大きな株に仕立てて野菊が断崖の岩間から垂れ下がっているように見える懸崖(けんがい)も展示されていて、和歌山菊の会の上木小夜子(うえき・さよこ)会長は、「今年はすごく暑くてたくさん枯れてしまったので、これだけ集まるか心配でしたが、皆さん、立派に育てていただきました。菊の作り方には、それぞれの良さがあり、まだ咲き掛けの花が多いので、一度といわず、二度三度と会場に足を運んで楽しんでいただけたら」と話していました。

上木会長の作品

和歌山城公園菊花展は、来月(11月)19日まで開かれています。期間中、祝日の来月3日には、午前8時から午後4時まで即売会が開かれるほか、来月6日には、審査会が開かれます。

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