万博関連の情報<発信:和歌山県>

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JR西日本和歌山支社・紀南1市4町のインフルエンサー“Local Diver”募集

2023年10月23日 18時23分

交通社会経済

JR西日本和歌山支社は、田辺市や那智勝浦町()など紀南地方の紀勢線沿線の住民や事業者らと連携して、それぞれの土地の魅力をSNSで発信する取り組みを行うことになり、きょう(23日)から“Local() Diver(ローカル・ダイバー)()”と呼ばれる情報発信人・インフルエンサーを募集しています。

”LocalDiver”募集のポスター

これは、JR西日本・和歌山支社と、田辺市・上富田町()・すさみ町・古座川町()・那智勝浦町の1市4町が連携して初めて企画したものです。

この取り組みでは、JRと1市4町がピックアップした紀州備長炭職人や、ジビエ加工業者、ゆずの生産グループなど10の事業者のもとへローカルダイバーが訪れて、それぞれの事業を手伝ったりしながら交流を深め、JR西日本和歌山支社のSNSで発信してもらいます。

例えば、田辺市の紀州備長炭職人のところでは、減少傾向にあるウバベガシの代わりにアラカシを植樹することや、灰や消し炭などの有機肥料化といった課題を一緒に手伝います。

古座川町でゆずを生産する女性グループでは高齢化が深刻なため、住み込みでの収穫の手伝いや、ゆずの皮を使ったスパイスの発信などで協力します。

募集対象は、和歌山県外在住で、1市4町に月に1回程度訪問して、事業者を手伝いながら交流し、SNSで発信する意欲が高い18歳以上の人で、高校生は応募できません。

募集期間は、きょうから来月(11月)12日までで、募集人数は10人、活動期間は来年(2024年)1月から12月までで、採用された人には、1か月で2万ポイントを上限に、JR西日本で切符や商品購入などに使える“WESTER(ウェスター)()ポイント”が進呈されます。

JRでは、ローカルダイバーのSNS発信のほかに、1年間の活動を無料の冊子にまとめて、京阪神など都市部の駅などで配布する予定です。

応募方法など詳しくは、JR西日本のウェブサイトに掲載されています。

JR西日本和歌山支社の御堂直樹さん(10月23日・和歌山県庁)

JR西日本和歌山支社・地域共生室の御堂()(みどう)直樹()さんは「鉄道事業だけでなく、沿線の行政や事業者と協力して交流関係人口を増やすことが重要です。和歌山のことに興味があり、愛してくれる人に是非応募して欲しい」と呼びかけています。

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