B&G財団が和歌山のジュニアセーラーにヨットを寄贈
2023年10月22日 16時44分
和歌山市の和歌浦(わかうら)の海で活動するB&G(ビーアンドジー)和歌浦海洋クラブ・和歌山ジュニアヨットクラブに、長年にわたる活発な活動を評価し、B&G財団から、子供たちが練習や大会で使用できる小型のヨットなどが寄贈されました。
配備されたのは、「国際OP(オーピー)級ヨット」2隻とライフジャケット25着、マストなどの備品、総額およそ300万円相当の機材で、きょう(22日)行われた配備式典で、B&G財団の朝日田智昭(あさひだ・ともあき)常務理事から、クラブに目録が手渡されました。
来賓として出席した和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は、「新しいヨットで、海の楽しさ、競技の楽しさを感じ、海の自然を大事にしてほしい」と挨拶しました。
一方、クラブの工藤千寛(くどう・ちひろ)さんと高安陽太(たかやす・ようた)さんが「このヨットを使って、セーリングを楽しむ仲間を増やし、多くの皆さんに応援していただいていることに感謝しながら、ヨットの練習・きれいな海を守る活動を続けていきたい」とお礼と決意を述べました。
B&G和歌浦海洋クラブ・和歌山ジュニアヨットクラブは、和歌山市の和歌山マリーナシティにある「和歌山セーリングセンター」を拠点に、小学2年生から高校生までの子供たちと、その保護者によるクラブで、ヨットを中心とした海洋スポーツに取り組んでいます。