ソフトバンク小久保新監督を発表、和歌山市出身
2023年10月22日 10時35分
プロ野球ソフトバンクはきのう(21日)、新たな監督に、和歌山市出身の小久保裕紀(こくぼ・ひろき)2軍監督を昇格させると発表しました。
チームは今シーズン、パ・リーグ3位で、クライマックスシリーズのファーストステージで敗退しました。
去年(2022年)からチームを指揮し、今月(10月)16日に退任した藤本博史(ふじもと・ひろし)前監督の後を受け、小久保新監督は、2020年を最後に遠ざかっているリーグ優勝や、日本一奪還を託されました。
52歳の小久保新監督は、和歌山市出身で、県立星林高校から、青山学院大学を経て、1994年にソフトバンクの前身のダイエーに入団し、翌95年にホームラン王に輝くなど、長年、看板選手として活躍しました。巨人でのプレーを挟み、通算2000本安打を達成した2012年に現役を引退しました。翌13年に日本代表監督に就任し、17年のワールド・ベースボール・クラシックでは4強入り、おととし(2021年)には、ヘッドコーチとして球団に復帰して、去年から2軍監督で、今年は、ファーム日本選手権を4年ぶりに制しました。
小久保新監督はあす(23日)、福岡市内で記者会見を行う予定です。