死体遺棄容疑の和歌山市の男、殺人容疑で再逮捕
2023年10月19日 20時58分
同居している内縁の女性の死体を遺棄したとして逮捕された和歌山県和歌山市の67歳の男がきょう(10月19日)この女性を殺害したとして和歌山東警察署に殺人の疑いで再逮捕されました。
殺人容疑で再逮捕されたのは、和歌山市有家(ありえ)の無職、坂本純一(さかもと・じゅんいち)容疑者67才です。
警察の調べによりますと、坂本容疑者は、今年(2023年)8月下旬頃、和歌山市有家の自宅で同居していた無職の靎見美子(つるみ・よしこ)さん当時72歳の首を電気コードで絞めて窒息させ殺害した疑いがもたれています。
坂本容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めています。
この事件は、先月(9月)28日、坂本容疑者が和歌山東警察署に出頭し、「同居している内縁の女性を殺した。死体は自宅にある」と話したことから発覚したもので、坂本容疑者の供述通り、アパートの部屋で布団にくるまれた女性の遺体が見つかりました。
調べに対し、坂本容疑者は、「生活苦から将来を悲観して犯行に及んだ。相手を殺して自分も死のうと思ったが、死にきれずに出頭した」と供述しています。