毎年１０月１日の「法の日」を啓発する「法の日週間」を記念して、和歌山弁護士会などが主催する無料法律相談が、きょう（１６日）和歌山市の和歌山城ホールで行われました。

法の日は、昭和３年・１９２８年１０月１日に陪審法が施行されたことをきっかけとして、国民に法の尊重や基本的人権の擁護などを啓発しようと、国が昭和３５年・１９６０年に制定し、１０月１日から７日までを法の日週間と定め、全国の裁判所や検察庁、弁護士会が各地で様々な取り組みを展開しています。

和歌山弁護士会では、和歌山地方検察庁と和歌山地方裁判所との共催で、毎年この時期に県内で無料法律相談を行っていて、初日のきょうは、和歌山城ホール１階展示室で、和歌山弁護士会所属の弁護士が市民から遺言や相続、多重債務など、生活上の法のトラブルの相談に無料で応じたほか、和歌山地方法務局の職員が不動産登記に関する相談に応じました。

和歌山弁護士会の藤井友彦()会長は「日常生活のトラブルや困りごとには、法律で解決できるものも多くあるので、我々の活動をきっかけに法律相談を利用して欲しい」と話しています。

無料法律相談は、このあと紀南でも行われ、今月１９日・木曜日の午後１時半から４時半までは田辺市新庄町のビッグＵで、来月（１１月）２日・木曜日の午後１時半から４時半までは新宮商工会議所でそれぞれ行われます。

定員は田辺が２４組、新宮が１８組で、どちらの会場も、開催日の前日までに事前の予約が必要です。予約と問い合わせは、和歌山弁護士会で平日に受け付けています。 電話０７３（４２２）４５８０番です。