「第5回演歌・歌謡曲の祭典in和歌山」開催

2023年10月15日 18時48分

イベント社会

和歌山市の和歌の浦をテーマにしたご当地ソング「花のふるさと」誕生を記念した「第5回演歌・歌謡曲の祭典in和歌山」がきょう(10月15日)、和歌山市の県民文化会館・大ホールで開かれ、杉良太郎(すぎ・りょうたろう)さんが、観客の前で初めて「花のふるさと」を披露しました。

「花のふるさと」を熱唱する杉良太郎さん(2023年10月15日・県民文化会館大ホールで)

このコンサートは、演歌と歌謡曲で地域を元気にしようと取り組んでいる杉さんが、2019年からこれまでに5回開いていて、和歌山県での開催は2度目です。

杉さんが歌うのは、日本遺産に認定された和歌山市の和歌の浦を舞台にした楽曲で、ふるさとを出るときの心情などを表現しています。

不老橋

杉さんは、コンサートを前に、きょう午前、CDのジャケットに描かれている和歌山市和歌浦にある「不老橋」を訪れ、記者の取材に応じました。

この中で、杉さんは、今回の楽曲制作にあたって、自ら作詞し、何度も詞を書き直したことや、作曲の弦哲也(げん・てつや)さんにも、何度も作り直してもらった経緯を紹介し、「これまで曲に口出ししたことはなかったが、今回は、作詞も作曲もアレンジもミキシングも、これ以上ないというくらい作り直して大変だった」と振り返りました。

また、杉さんは、この曲に込めた思いや観客の前で初めて披露することを踏まえ、「この曲を聴いて、ふるさとを思い出すきっかけになってもらいたいし、あなたが住んでいたところは、自分が思っている以上に素晴らしいところだと知ってほしい。和歌山の皆さんに、口ずさんでもらえるようきょうは元気に歌いたい」と意気込みを語りました。

午後には、「第5回演歌・歌謡曲の祭典」が開かれ、杉さんが「花のふるさと」を歌い上げ、ご当地・和歌山県ファンから盛んな拍手を受けていました。

コンサートには、このほか、歌手の伍代夏子(ごだい・なつこ)さんや瀬川瑛子(せがわ・えいこ)さん、タレントのコロッケさんが出演し、地元・和歌山で活動する歌手の宮本静(みやもと・しず)さんや南美枝子(みなみ・みえこ)さんらとともに、ステージを盛り上げました。

祭典の最後に、杉さんに歌を依頼した林典夫さんも登壇

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