「紀州ぶんだらプロレス」6年ぶりに和歌山市で大会
2023年10月15日 17時36分
和歌山のご当地プロレス団体「紀州ぶんだらプロレス」の6年ぶりとなる大会が、きょう(15日)和歌山市中之島の和歌山県立体育館・補助体育館で開かれ、子どもから年配までの幅広い観客が、熱戦に喝采を送りました。
紀州ぶんだらプロレスは、NPO法人ドリームクリエイターが、地元・和歌山に元気をもたらそうと2017年に設立した社会人プロレス団体で、この年、県立体育館・補助体育館で旗揚げ興行を行いましたが、新型コロナ禍で試合が出来ない状況が続き、コロナが5類に移行したことし、6年ぶりにようやく再開されました。
きょうの大会では、地元・和歌山市出身で、プロレスの本場・メキシコで武者修行を経験したルチャマスター武丸選手がタイトルマッチに挑戦し、王者・クレイジーJ選手を下してベルトを奪取しました。
また、きょうは、パンダのマスクをかぶった白浜パンダー選手と、くノ一忍者をイメージした真田十勇士 桜(さなだじゅうゆうし・さくら)選手がいずれもデビュー戦を迎え、巨体のベテラン選手やヒール選手の痛烈な攻撃にもひるまず、果敢に反撃する姿に、観客から声援が送られました。
このほか、試合の合間には、子ども向けのプロレス教室も開かれ、レスラーが4人のこどもを相手にリング上で押し相撲を繰り広げると、保護者らがスマートフォンでこどもの勇姿を撮影していました。
会場には、地元や周辺の府県からおよそ50人のファンが訪れ、試合後、選手にサインを求めたり、 グッズを買ったりして交流しました。