和歌山県警が、特殊詐欺や闇バイトの禁止、自転車の盗難被害などの防止を呼び掛ける「和歌山県警察防犯フェア２０２３」が、きょう（１４日）、和歌山市友田町の近鉄百貨店和歌山店で行われました。
これは、今月（１０月）１１日から２０日まで行われている全国地域安全運動に合わせて、県警察が実施している啓発活動のひとつで、きょう（１４日）は百貨店を訪れる人に特殊詐欺の被害防止を呼びかけるチラシが配布されました。

啓発活動には、県警察のマスコットキャラクターきしゅう君と、御坊市出身で、特殊詐欺被害防止広報大使のヤマサキセイヤさんがボーカルを務める５人組ロックバンド「キュウソネコカミ」のマスコットキャラクター、ネズミくんも参加し、チラシを配りました。

和歌山県警察本部生活安全課生活安全企画課の川端宏季（かわばた・ひろき）犯罪抑止総合対策室長は、「特殊詐欺による被害が増えています。特殊詐欺という言葉を知っていても騙されてしまうというのが実情です。まずは知らない番号からの電話には出ないこと、お金の話をされたらすぐに電話を切るということを心がけてほしい」と話しました。
きしゅう君とネズミくんが参加する啓発活動は、今月（１０月）１９日にも、岩出市中迫のフォレストモール岩出で行われる予定です。