赤い羽根共同募金運動 和歌山駅前で街頭募金
2023年10月11日 16時33分
今年度(令和5年度)の赤い羽根共同募金の街頭募金活動がきょう(10月11日)、和歌山市のJR和歌山駅前で行われました。
赤い羽根共同募金運動は、終戦直後の1947年に始まった民間のボランティアによる募金運動で、子育てや介護、ひとり親家庭の子どもの支援など地域の福祉に役立てるため、毎年10月から翌年の3月まで全国で繰り広げられています。
きょう午前7時半から、和歌山市のJR和歌山駅前で行われた募金活動には、和歌山県共同募金会と和歌山市共同募金委員会、それに車いすやベッドなどの福祉用具を取り扱う県内12の事業所でつくる日本福祉用具供給協会和歌山県ブロックのメンバーらあわせておよそ20人が、ボールペンやウエットティシュなどの啓発グッズを配りながら募金を呼びかけ、応じてくれた人たちに、赤い羽根やバッジを渡していました。
和歌山県共同募金会の山西毅治(やまにし・たけはる)事務局長は、「駅頭やショッピングセンター、イベントなどで街頭募金を行っているほか、最近では、企業からの募金も増えていて、今後もお願いしたい。職場や自治会を通じて寄せられることも多く、自分が関わっているという意識が薄らいでいる側面があるので、新型コロナ禍も明けた今、もっと広く知ってもらえるよう取り組んでいきたい」と話しました。
和歌山県共同募金会に寄せられた昨年度(2022年度)の募金額は、1億2224万円あまりで、募金会では、来年(2024年)3月末までの運動期間中、昨年度を上回る募金額を目指しています。