秋の交通安全運動期間中 交通事故死者数ゼロ
2023年10月11日 16時31分
先月(9月)行われた秋の交通安全運動の期間中に和歌山県内で発生した交通事故の件数は、去年と比べて増加しましたが、死者の数はゼロで、去年を下回りました。
和歌山県警察本部・交通企画課によりますと、先月21日から30日までの秋の交通安全運動期間中に発生した交通事故の件数は、43件で去年より1件増え、ケガ人の数は7人増えて56人となりましたが、死亡した人はゼロで、去年より1人減りました。
また、ケガをした人のうち、65歳以上の高齢者が10人で、去年の2倍になったほか、自転車に乗っていた人は12人となり、去年より8人増えました。
また、去年より1件減ったものの、今年も飲酒運転による交通事故が1件ありました。
県警交通企画課の山口達也(やまぐち・たつや)次席は、「今後も、歩行者の保護や、自転車利用者のルール順守などを呼びかけるとともに、年末の忘年会シーズンを控え、飲酒運転の取締りを強化する」と話しています。