串本・大島沖で、台船曳航中に航行不能に、海岸で漂着していた台船を発見

2023年10月09日 18時41分

事件・事故

きのう(8日)午後、串本町の大島沖で、台船を曳航し、大阪に向かっていた船が航行不能になり、串本海上保安署などが乗組員3人全員を救助するとともに、曳航していた台船の行方を捜索していましたが、きょう(9日)までに海岸に漂着している台船が発見されました。

きのう(8日)午後2時前、串本町の大島の東、およそ2キロの沖合で、台船を曳航していた「第十八南海丸(なんかいまる)」19・8トンの船長から、船会社を通じて、エンジンや発電機の故障で航行不能となり、船体が右に25度ほど傾いているとして、串本海上保安署に、救助要請があり、乗組員3人全員を救助しました。

その後、巡視船などが、無人漂流している「第十八南海丸」を監視し、付近を通る船舶に注意を呼び掛けるとともに、行方の分からなくなった台船を捜索していましたが、きょう(9日)までに樫野漁港から西におよそ450メートルの海岸で漂着していた台船が発見されました。

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