串本・大島沖で、台船曳航中に航行不能に、けが人なし
2023年10月08日 18時00分
きょう(8日)午後、串本町の大島沖で、台船を曳航し、大阪に向かっていた船が航行不能になり、串本海上保安署などが乗組員を救助しました。けが人などはありません。
きょう午後2時前、串本町の大島の東、およそ2キロの沖合で、台船を曳航していた「第十八南海丸(なんかいまる)」19・8トンの船長から、船会社を通じて、エンジンや発電機の故障で航行不能となり、船体が右に25度ほど傾いているとして、串本海上保安署に、救助要請がありました。
このため、巡視船などが現場に向かい、午後3時頃、乗組員3人全員を救助しました。けが人などはありません。
海上保安署の調べによりますと、「第十八南海丸」は、長さ60メートル、幅14メートル、高さ4・4メートルの台船を曳航して、静岡・清水港から大阪港に向かっていました。
現在、巡視船などが、無人漂流し、沿岸に近づきつつある「第十八南海丸」を監視するとともに、漂流している台船を捜索しています。