和歌山県高野町の周辺で採れたマツタケの初競りが橋本市の青果市場で開かれ、１キロ当たりに換算して最高２５万円で競り落とされました。

高野町の周辺で採れるマツタケは、「高野松茸」のブランド名で流通していて、香りの良さで知られています。

きょうの初競りは、朝採れたマツタケ４０本あわせて２キロ余りを数本ずつ１２箱に分けて行われ、小売業者ら十数人が指でサインを送り、威勢のいい掛け声が飛び交いました。

最高値を付けたのは、長さおよそ１５センチ、重さ１８０グラムほどの１本を含む５本入りの箱で、競り落とした橋本市の食料品店経営の男性は、「取引先の京都の高級料理店が心待ちにしている」と話していました。