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第2回「和歌山県人会世界大会」開幕

2023年10月06日 19時28分

イベント歴史・文化

全国や海外の和歌山県人会のメンバーがふるさと和歌山に集う、和歌山県主催の第2回「和歌山県人会世界大会」が開幕しました。

オープニングイベントのもよう(10月5日・白浜町・白浜会館)

戦前から戦後にかけて、多くの県民が北米・南米やオーストラリアなどへ移住していて、和歌山県は、海外移住者数が全国6位の“移民県”となっています。

その子孫となる日系人が、それぞれの国や地域で県人会を結成し、和歌山にルーツをもつ仲間同士で交流を深め、県民への理解を深めようと、2019年11月に和歌山市で第1回大会が開かれました。

紀南の郷土食「めはり寿司」のふるまい

4年ぶり2回目となった大会は、昨夜(5日)白浜町の白浜会館で開幕し、地元の和太鼓グループが、アメリカやアルゼンチンなど7カ国の移民と家族およそ400人を歓迎しました。

歓迎のあいさつをする岸本周平知事

続いて、和歌山県の岸本周平知事が「いま和歌山県は人口減少などで自信を失っているが、皆さんの誇りに満ちた様子を見て、我々はもう一度誇りを取り戻したいと思った。知事として“多様性” “公平性” “包摂()”をキーワードに、県民をリードしていく」とあいさつし、和歌山から世界平和を発信する決意を示しました。

南米のプロレス「ルチャ・リブレ」のパフォーマンス

このあと、県人会のメンバーも踊りなどを披露し、お互いに交流を深めました。

第2回和歌山県人会世界大会は、あさって(8日)まで県内各地で開かれ、あす(7日)は田辺市で日系人たちが地元の高校生とのシンポジウムや、合気道体験、弁慶まつりのゲタ踊りに参加するほか、あさって8日には、和歌山市の県民文化会館で記念式典に臨む予定です。

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