和歌山市で赤い羽根共同募金キックオフセレモニー
2023年10月06日 19時27分
地域の福祉に役立てるための募金活動「赤い羽根共同募金運動」のキックオフセレモニーが、きょう(6日)和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で開かれました。
赤い羽根共同募金運動は、終戦直後の1947年・昭和22年に始まった民間のボランティアによる募金運動で、子育てや介護、ひとり親家庭の子どもの支援など地域の福祉に役立てるための募金活動を、毎年10月から翌年の3月まで全国で繰り広げています。
和歌山県共同募金会では、街頭募金活動やインターネットなどで募金を呼びかけ、昨年度(2022年度)はおよそ1億2224万円が集まりました。
きょうのセレモニーで、県・共同募金会の大桑弘嗣(おおくわ・ひろつぐ)会長が「ことしは県内や全国で豪雨災害が発生したが、災害復旧支援にも募金が役立てられている。県民の皆さんの支えで長年にわたり、地域の福祉で大きな役割を果たしてきた。ことしも多くの皆さんにご協力をお願いしたい」とあいさつしました。
また、武見敬三厚生労働大臣から寄せられた「地域共生社会の実現が強く求められている。日本の募金活動の草分けである赤い羽根共同募金運動が、支援を待つ多くの人々の支えになることを心から願う」というメッセージも紹介されました。
県・共同募金会では、きょうから来年(2024年)3月末までの運動期間中、昨年度よりおよそ1100万円多い1億3334万円あまりを目標額に設定し、県内各地で募金活動を繰り広げます。その一環として、今月(10月)11日の午前7時半から、JR和歌山駅前で街頭募金活動を行う予定です。
さらに、赤い羽根共同募金会のウェブサイトでは、1年を通じてインターネットでの募金の受付を 行っています。