くら寿司と和歌山県が包括連携協定

2023年10月05日 17時12分

政治社会経済

大阪府堺市に本社がある回転ずしチェーン大手のくら寿司は、和歌山県と包括連携協定を結び、漁業振興や県内産品の販売促進に協力していくことになりました。くら寿司と県はきょう(5日)包括連携協定を締結し、今後県内で取り組んでいる魚の養殖量を増やしたり、県内で採れた天然の魚を使った寿司を販売するなど県産品を積極的に活用していくことにしています。

包括連携の協定式で和歌山県の岸本周平知事は県の農林水産業の振興の観点からも海外にも事業を展開しているくら寿司との連携に期待を寄せました。また、くら寿司株式会社代表取締役の田中邦彦社長は、輸入食材とは違い為替に左右されにくい県内産の食材に注目していることを紹介し県内での養殖の拡大や、観光と連携した食の発展などについて知事意見を交わしました。

今回の包括連携協定を受け県は具体的な内容については今後両者で協議していくことにしていますが、漁業の振興や県産品の輸出振興などについて取り組みたいとしています。

協定書を手に記念撮影するくら寿司の田中社長(左)と岸本知事(和歌山県庁で)
締結を記念して販売される和歌山メニュー

      

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