近畿地方の定時制・通信制高校校長の総会が和歌山市で開催

2023年10月05日 14時15分

教育社会

近畿地方の定時制と通信制高校の校長が集まって、それぞれの教育の課題についての研究を話し合う教育振興会の総会が、きょう(5日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

きょうの総会のもよう(10月5日・和歌山市・アバローム紀の国)

近畿2府4県の定時制と通信制高校の教育振興会・近畿支部が主催し、70回目となることし(2023年度)は和歌山県が幹事となり開かれました。

あいさつする小塩健治近畿支部長

はじめに、主催者を代表して、全国高等学校定時制通信制教育振興会・近畿支部の小塩()())(こしお・けんじ)支部長が「人口や労働力の減少する大変な状況のなか、ひとりひとりが知識や知恵を持たないと、国が滅びてしまう。文部科学省によると、全国で30万人弱の登校拒否の子どもがいると指摘され、今後、定時制・通信制高校へ進学する生徒が多くなることも予想されるので、是非とも先生方には、しっかりとした教育をしてもらいたい」とあいさつしました。

きょうはこのほか、各府県の研究事例の紹介や、串本町観光協会のロケットガイドが、小型ロケット打ち上げで活気づく串本町や、県立串本古座()高校の宇宙探究コースについて説明する記念講演も行われました。

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