106回全国高校野球選手権和歌山大会

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試合結果

海南     1―4 田辺   
智辯和歌山 12―0 日高

警察消防職員・協力者殉職者の慰霊祭 94回目開催

2023年10月04日 19時55分

社会

事件や事故、火災や災害の現場に出動して亡くなった和歌山県の警察や消防の職員・協力者を慰める慰霊祭が、きょう(10月4日)、和歌山市で営まれ、遺族らが参列しました。

これは、県・警察義勇会と県・消防協会が、1921年・大正10年から毎年主催しているもので、戦時中から終戦直後の中断を経て、ことし(2023年)で94回目を迎えました。

きょう午後2時から和歌山市の出雲殿・吹上ホールで営まれた慰霊祭には、県・警察義勇会会長と県・消防協会総裁を務める和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事や、県・警察義勇会理事長で、県・警察本部の山﨑洋平(やまざき・ようへい)本部長、それに、殉職者の遺族らあわせておよそ100人が参列しました。

はじめに、警察職員53人、消防職団員95人、警察・消防協力者48人のあわせて196人の殉職者名簿が祭壇に捧げられた後、参列者が起立して黙とうを捧げました。

この後、岸本知事が式辞を述べ、「職に殉じたみたまに対し、県民を代表して、その名誉と功績をたたえるとともに、今後も、私たちは、一致結束して安全で安心な社会の実現のため、より一層、努力することを固く誓う」と話しました。

式辞を述べる岸本知事

また、県警の山﨑本部長も挨拶し、「一身を犠牲にして法と秩序を維持し、社会正義の実現と人命救助のために尽くされた功績は、これからも永遠に輝き続ける。我々は、殉職された皆さんの尊い教えを胸に、県民の生活や生命、身体、財産を守る重要な使命を果たすことを誓う」と述べました。

挨拶する山﨑・県警本部長

この後、警察音楽隊の演奏でバッハの「G線状のアリア」が流れる中、参列者全員が、一人ずつ祭壇に花を手向け、殉職者の霊をなぐさめました。

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