紀の川大堰完成20周年、見学やコンサート、7日に
2023年10月01日 17時44分
和歌山市にある紀の川大堰(おおぜき)が、完成から20周年を迎えたことを記念して、今月(10月)7日、施設見学やコンサート、ライトアップなどのイベントが行われます。
これは、国土交通省のアニバーサリープロジュクトとして行われるもので、イベントは、7日午後1時から、紀の川大堰と、水ときらめき紀の川館、それに、その周辺で行われます。紀の川大堰では、日頃は入ることが出来ない堰の内部=機械室の見学ツアーが行われ、水ときらめき紀の川館前では、様々な災害現場で活躍する機械や車両の見学や操作体験などができます。そして、館内では、20周年アニバーサリーカードの配布や、大堰建設時の工事写真のパネル展示などが行われます。また、屋外の特設ステージでは、午後4時半から、紀之川中学校吹奏楽部のコンサートのほか、地元の人たちのフラダンスやよさこい演舞が披露されます。
一方、日没頃から午後8時頃まで、紀の川大堰がライトアップが行われます。ライトアップは、イベント当日(7日)のほか、5日前のあす(2日)から前日の6日までも行われ、毎日、変化が楽しめるということです。
紀の川大堰は、和歌山市有本(ありもと)から園部(そのべ)の紀の川に設置された、紀の川下流域の治水(ちすい)や利水(りすい)などを目的にした可動堰(かどうぜき)で、今年(2023年)3月、完成から20周年を迎えました。