和歌山市の９月定例会の本会議がきょう（２８日）開かれ、一般会計補正予算案など提案された議案や人事案件などを可決または同意して閉会しました。

人事案件では富松淳（とまつあつし）副市長が一身上の都合で辞任することになり、後任の副市長に市長公室長の犬塚康司（いぬづか　やすし）氏５９才を選任することが同意しました。

きょう可決した一般会計補正予算で新婚世帯の住居費などに最大６０万円を支援したり、健康寿命を延ばすため、高齢者の口腔ケアを含めた介護予防にとりくみます。また日本遺産に認定されている和歌の浦の情報発信を行なったり全国大会や学術大会を和歌山市で開催するための助成金を増額補正します。このほか今年２月に開催して好評だった東京ガールズコレクションを今年度も開催するための事業費用の一部を助成するほか、今年６月の豪雨と台風７号によって被害の出ている農業施設や道路の復旧をすすめるための事業も盛り込まれています。