和歌山市で特定外来生物・アルゼンチンアリ見つかる/和歌山
2023年09月28日 14時29分
特定外来生物に指定されているアルゼンチンアリが今月和歌山市内のふ頭で見つかり、県は和歌山市などと協力し防除を進めることにしています。
アルゼンチンアリが県内で発見されたのは、初めてで、今月(9月)15日和歌山下津港の西浜岸壁のコンテナヤードで見つかりました。県によりますと、このアリに毒性はなく、人体や健康への影響はないということですが、生態系への影響があるほか繁殖力が高いため生息が拡大する恐れがあり、和歌山市などと協力して生息域を確定し防除することにしています。国内では、1993年に広島で初めて見つかり、その後各地で確認されていて2017年に特定外来生物に指定されています。