利用者に身体的虐待 和歌山市の介護保険サービス事業者に行政処分

2023年09月27日 18時19分

福祉・医療

和歌山市はきょう(27日)、人権尊重義務違反があったとして、介護保険サービス事業者に行政処分を行ったと発表しました。

処分を受けたのは、和歌山市内原(うちはら)の有限会社ライフパートナーが運営する「グループホームすずらん内原」です。

和歌山市によりますと、事業所の関係者から利用者に対して身体的虐待を行っているとの情報提供が市に寄せられたため、今年8月から監査を実施し、関係者からの聴取などを行いました。

その結果、今年6月ごろ、管理者の女性が夜勤勤務の際、利用者の放尿に腹を立てて頬を叩いたほか、7月ごろ、介護従業者の男性が利用者のおむつを交換する際、額を叩いた事実を確認したため、人権尊重義務違反であす(28日)から6か月間、新規受け入れの停止と介護報酬の請求上限を3割カットして7割とする行政処分を行い、きょう(27日)事業者に通知しました。

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