和歌山県かつらぎ町長選挙 現職の中阪町長が無投票再選

2023年09月26日 19時31分

政治

任期満了にともなうかつらぎ町長選挙が、きょう(26日)告示され、無所属の現職で再選を目指す中阪()雅則(なかさか・まさのり)()氏61歳のほかに立候補者はなく、中阪氏の再選が無投票で決まりました。

中阪氏はかつらぎ町の出身で、中京大学体育学部を卒業後、海南市の職員となり、教育委員会の生涯学習課長や、まちづくり部の産業振興課長などを歴任し、2019年のかつらぎ町長選挙で、当時の現職を破って初当選しました。

きょう午後5時に無投票での再選が決まった中阪氏は、かつらぎ町背ノ山()の選挙事務所で支持者らに再選のお礼を述べました。

このあと、和歌山放送の番組に電話出演した中阪町長は、2期目の抱負について「1期目は、未整備だった防災行政無線の整備や、給食費の無償化、保育費の第1子からの完全無料化などに尽力した。今後は、農業の担い手不足対策として法人を設立し、いわゆる“サラリーマン農家”を育成する仕組み作りや、大型ショッピングモールの誘致などに力を入れ、移住定住の更なる促進に繋げたい」と語りました。

かつらぎ町長選挙が無投票となったのは、2015年以来、8年ぶりです。

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