白浜町の京大・瀬戸実験場、10月に公開ラボ
2023年09月24日 17時53分
白浜町にある京都大学フィールド科学教育研究センター・瀬戸(せと)臨海実験所では、来月(10月)21日に、公開ラボ・施設見学「白浜の海の自然と発見」を開催するとして、参加者を募集しています。
これは、全国各地にある京都大学の教育研究施設が、それぞれにイベントなどを開催する「京大ウィークス2023」として開催されるもので、白浜町北部の田辺湾に浮かぶ無人島「畠島(はたけじま)」での自然観察や白浜水族館の見学などが行われます。
瀬戸臨海実験所は、理学部系では日本で2番目に古い1922年に設立された臨海実験所で、黒潮の影響など豊かな自然環境などを活かし、主に海の無脊椎(むせきつい)動物の研究を行っています。
公開ラボ・施設見学「白浜の海の自然と発見」では、実験所の歴史や役割を学習後、畠島に上陸して、自然観察などを行うほか、白浜水族館も見学します。
参加は無料で、高校生以上に限られ、定員は20人です。参加希望者は、実験所のウェブサイトから、今月(9月)29日までに申し込む必要があり、応募多数の場合は抽選で決定されます。