和歌山市で希望せず保険証登録 マイナ交付で厚労省
2023年09月22日 18時51分
厚生労働省はきょう(9月22日)、マイナンバーカード交付などの際に、本人が希望していないのに、健康保険証の機能を登録された事例が新たに和歌山市などで27件確認され、これまでに見つかっていた11件とあわせて38件になったと発表しました。すでに登録を解除したとしています。
政府のカード普及策「マイナポイント」を巡り、住民の手続きを支援するための自治体窓口などで本人の意思確認が不十分だったことが原因ということです。
マイナポイントは、カードの新規取得や、公金受取口座登録のほか、カードに保険証機能を持たせた「マイナ保険証」の利用申し込みも付与の対象でした。
今回、誤って登録があった27件は、和歌山市や大阪府枚方市など19都道府県の27の市と町で、それぞれ1件ずつありました。