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【線状降水帯】和歌山県と奈良県に線状降水帯・土砂災害の危険度急激に高まる(9月21日・23時現在)

2023年09月21日 23時12分

災害・防災

和歌山県と奈良県で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、気象庁は、きょう(21日)午後10時、顕著な大雨に関する気象情報を発表しました。命に危険が及ぶ土砂災害などの危険度が急激に高まっていて、自治体などが発表する避難情報に注意するよう呼びかけています。

気象庁は、レーダーによる解析の結果、かつらぎ町花園付近で、きょう午後10時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられると発表しました。

気象庁は、数年に1回程度しか発生しないような短時間の大雨だとして、記録的短時間大雨情報を発表し、安全を確保するよう呼びかけています。

きょう午後10時35分現在、次の地域に土砂災害警戒情報が出されています。

○橋本市 ○かつらぎ町かつらぎ ○九度山町 ○紀美野町 ○かつらぎ町花園 ○高野町 ○有田川町清水

これらの地域では降り続く大雨のため、土砂災害警戒区域などでは命に危険が及ぶ土砂災害がいつ発生してもおかしくない非常に危険な状況です。崖の近くや谷の出口など、土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難指示などの情報に注意して下さい。

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