２０１１年の東日本大震災を教訓に、地域の自主防災組織と企業が一体となり、夜間の津波避難訓練の実施や、地区防災計画を策定するなど、安心して暮らせるまちづくりに貢献しているとして、海南市の自治会自主防災会・臨海企業連絡会が、防災功労者内閣総理大臣表彰を受けることになりました。

会では２０１８年度から毎年夜間訓練を行い、津波避難場所での活動の確認や、課題の検証を行うとともに、新型コロナ禍の２０２０年度には感染症や要配慮者を考慮した訓練を、翌２０２１年度には１０年先を見越した地区の防災計画を策定し、地域住民と沿岸の企業が連携して防災対策を進める取り組みを積極的に行っていることが高く評価されました。

吉川()裕()彰(ひろあき)()会長への表彰式の日程や場所などは、後日、内閣府から発表される予定です。