和歌山市高松地区防災会が防災担当大臣表彰/和歌山
2023年09月18日 18時33分
町内会をあげて防災訓練に力を入れ、住民の防災意識の高揚に貢献しいるとして、和歌山市高松地区防災会が、防災功労者防災担当大臣表彰を受けることになりました。
和歌山市南部の高松地区では、石井太郎会長をはじめとする高松地区防災会が、毎年秋に、地域の避難場所に指定されている和歌山市立高松小学校で防災訓練を行っています。
訓練では、学校や行政、消防などとも連携し、校庭に設置されている防災用トイレの実演や、和歌山大学の災害科学・レジリエンス共創センターの講師を招いて防災講演会を開くなど、多角的な取り組みで住民の防災意識の向上をはかっています。
さらに、昨年度(2022年度)には、南海トラフ巨大地震や紀の川の氾らんといった大規模災害を想定して、被害状況や避難経路などを盛り込んだ地域独自の地区防災計画を策定し、住民の安全な暮らしづくりに貢献していることが高く評価されました。
表彰式の日程や場所などは、後日、内閣府から発表される予定です。