トルコ共和国のコルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使が、きょう（１５日）和歌山県庁を訪れ、岸本周平知事にトルコ大地震の義援金のお礼を述べ、改めて、和歌山県との友好関係の継続を表明しました。

ギュンゲン駐日大使は、先月（８月）在名古屋総領事に就任したばかりのギュミュシュカヤ総領事とともに岸本知事を表敬訪問し、ことし（２０２３年）２月のトルコ南東部大地震で、和歌山県がいち早く県民に義援金を募集し、東京のトルコ大使館のギュンゲン大使を通じて現地へ寄附したことに対して、岸本知事に感謝の気持ちを改めて示しました。

岸本知事は、２人の来訪を歓迎し「ことし（２０２３年）１２月には、トルコ航空の関空・イスタンブール直行便が復活することもあり、　ふたたび和歌山とトルコの交流が活発化することを期待している」とあいさつしました。

このあと、ギュンゲン駐日大使から岸本知事に現地のお菓子が、岸本知事からギュンゲン駐日大使には、紀州漆器のさかずきがそれぞれプレゼントされました。

ギュンゲン駐日大使ら一行は、こんやは、和歌山市の県民文化会館でトルコ大地震チャリティクラシックコンサートに出席するほか、あす（１６日）は、串本町で開かれるエルトゥールル号遭難事故の追悼式典に参列する予定です。