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【台風7号】和歌山県内の農林水産被害額確定・1億4600万円に

2023年09月15日 19時52分

災害・防災経済

先月(8月)15日、和歌山県に上陸した台風7号による県内の農林水産関連の最終的な被害額は、およそ1億4600万円になりました。

県・農林水産総務課のまとめによりますと、由良町や美浜町、白浜町でイネが倒れたり、海南市や紀の川市など紀北を中心にカキやイチジク、モモ、キュウリ、なす、ネギなどの枝や樹木が折れたり、苗が倒れたりしました。

また、和歌山市や新宮市、串本町などの広い範囲でビニールハウスあわせて159件が壊れるなど施設の被害も相次ぎ、農作物などの被害額は、あわせておよそ4741万円となりました。

畜産関連では、和歌山市、新宮市、那智勝浦町、串本町で牛舎の屋根や壁が壊れる被害が6件発生し、被害額はおよそ920万円、農地関連では、橋本市と有田川町、田辺市で、農地のあぜが崩れて被害額は1300万円、由良町では農業用水路10カ所が壊れ被害額は4000万円、林業関連では、和歌山市、田辺市、新宮市の林道26カ所で、のり面や路肩が崩壊し、2045万円の被害が確認されました。

さらに、水産関連では、中紀・紀南を中心に、漁業用や養殖施設の小屋の屋根が壊れたり、漁船11隻に転覆や一部が破損の被害があり、被害額は1594万円となりました。

これらを合わせた最終的な被害総額は、1億4601万7千円となりました。

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