和歌山市9月定例市議会 開会

2023年09月11日 19時14分

政治

和歌山市の9月定例市議会がきょう(11日)開会し、新婚世帯への支援や市内への誘客を支援することなどに取り組むため17億5千万円の補正予算案など16の議案が提案されました。

和歌山市の9月定例議会の会期は今月29日までの19日間と決まりました。

提案理由の説明に先立ち、開会の挨拶で、和歌山市の尾花正啓市長は市内でも大雨による被害が相次いでいることに触れ「防災対策は極めて重要で全庁的に取り組んでいる和歌山市の事前復興計画については月内に完成させたい」と決意を述べました。

提案された補正予算での主な事業は、婚姻を促すため新婚世帯の住居費などを最大60万円支援したり、健康寿命を延ばすため、高齢者の口腔ケアを含めた介護予防事業に取り組みます。

また、日本遺産に採択されている和歌の浦を生かした情報発信に取り組むほか、全国大会や学術大会を和歌山市で開催するための助成金を増額補正しています。

このほか今年2月に開催して好評だった東京ガールズコレクションを今年度も開催するための事業費用の補助金を計上しています。

今年6月の豪雨や台風7号で被害が出ている農業施設や道路の復旧作業などをすすめることにしています。

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