ろうそく1万本に祈り、橋本・光三宝荒神
2023年09月10日 10時45分
橋本市の神社で昨夜(9日)、およそ1万本のろうそくをともして祈りをささげる「献灯祭(けんとうさい)」が営まれました。
「火の神」や「かまどの神様」として厚い信仰を集める橋本市の光三宝荒神社(ひかりさんぽうこうじんしゃ)の恒例の行事となっています。
神事と法要のあと、「無病息災」などの願いごとや名まえが書かれた高さおよそ25センチの紙灯籠(かみとうろう)およそ120基が境内の棚に並べられました。続いて、参拝者らが長さおよそ20センチのろうそくを高さ2メートルほどの巨大な燭台(しょくだい)に次々と立てて、火をともしました。すると、ろうそくの明かりで、周辺が淡く照らされ、幻想的な雰囲気に包まれました。
光三宝荒神社は、創建から900年以上で、日本三大荒神の一つとされています。