子育て中の母親を支援しようと、大阪に本社があり、医療品や健康ストッキングなどを販売しているピップ株式会社から和歌山市に穿くだけで筋肉の疲れや血行促進などが見込める医療用のレギンス「リカバリーレギンス」が贈られ、きょう（４日）市役所で目録の贈呈式が行われました。

ピップエレキバンなどの人気商品を持つピップ株式会社は子育て支援などにも力を入れていて、和歌山市に対して子育て中の母親に「リカバリーレギンス」９０００着の寄贈を申し出たものです。

きょう（４日）午後、和歌山市役所で行われた贈呈式では、ピップ株式会社の松浦由治（まつうら・よしはる）社長が尾花正啓（おばな・まさひろ）市長に目録を手渡しました。

これに対して尾花市長は、感謝状を贈り、感謝の気持ちを伝えました。

ピップ株式会社元会長で、「ピップエレキバン」のテレビＣＭに自ら出演してヒット商品に育て上げた故・横矢勲（よこや・いさお）氏は和歌山県の出身だということで、出席した関係者は「今後、市や取引先企業などと連携して子育て支援に取り組んで行ければ」と話し合っていました。