和歌山市、1人暮らしの高齢世帯などに160台防災ラジオを貸与/和歌山

2023年09月04日 18時30分

災害・防災社会

和歌山市は一人暮らしの高齢世帯などに対し室内で防災情報を入手できるように防災ラジオを160台追加購入し、貸与することにしました。

およそ160万円の購入費用は今月(9月)11日に開会する和歌山市の9月定例議会に提案します。市ではこれまでに80台を購入していて3年計画で240台を無償貸与することにしていましたが、今年大雨や台風による被害が相次いだことから前倒しで整備します。防災ラジオは希望する65才以上の一人暮らし世帯や身体障害者手帳1級や2級を交付されている世帯などに貸与することにしています。

和歌山市では今後も防災ラジオの配備を計画しています。和歌山市の尾花正啓市長は、防災行政無線を整備しているが聞き取りにくいケースもあることから防災ラジオも活用してほしいとしていて、いろいろなツールを使って防災情報を発信していくとしています。

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