ごみリサイクル率最下位、和歌山県
2023年09月03日 15時46分
2021年度の一般廃棄物の都道府県別リサイクル率で、和歌山県は、13・2%で最下位となったことがわかりました。
環境省が毎年公表しているもので、全都道府県では19・9%と、前年度からほぼ横ばいとなっていて、25年度までに28%とする政府目標は達成が厳しい状況です。
和歌山県の担当者は「資源ごみの分別やリサイクル関連施設が十分ではない」と分析、環境省の担当者は「住民の理解がリサイクル率向上の鍵になる」と指摘しています。
環境省は、プラスチックごみ一括回収を自治体に求める関連法が去年施行されたのを踏まえ、再利用の加速を促しています。
都道府県別トップは、4年連続の山口で32・5%、以下、鳥取、神奈川と続いています。