不明1等航海士の遺体発見 和歌山沖事故で沈没
2023年08月28日 18時41分
和歌山県沖で貨物船がコンテナ船と衝突した事故で、現場近くで男性の遺体が見つかり行方不明になっていた貨物船の1等航海士と確認されました。
和歌山県の沖合では今月24日に日本の貨物船「いずみ丸」がリベリア船籍のコンテナ船と衝突して沈没する事故があり、いずみ丸の乗組員5人のうち船長と1等航海士の男性が行方不明になりました。
警察によりますと、きのう、有田市の沖合にある沖ノ島(おきのしま)の海岸で男性の遺体が見つかり、いずみ丸の1等航海士で長崎県佐世保(させぼ)市の坂井大助(さかい・だいすけ)さん67歳と確認されました。
死因は溺死ということです。
いずみ丸の船長はまだ見つかっておらず、海上保安部が捜索を続けています。