マダライルカ赤ちゃん公開 くじらの博物館で
2023年08月28日 18時40分
太地町のくじらの博物館で先月生まれたマダライルカの赤ちゃんがきょう(28日)、報道陣に公開されました。
先月25日の未明に生まれ、体長はおよそ85センチ、体重は推定で8キロほどで、雌と判明しました。
マダライルカの赤ちゃんが国内の水族館で誕生した例は少なく、くじらの博物館では初めてということです。
一般での公開は未定となっています。
マダライルカは成長とともに体に斑点の模様が増えるのが特徴で、最大で体長は2・6メートル、体重は120キロになります。
ただ、神経質で飼育が難しいとされ、国内での飼育数も少ないということです。
くじらの博物館の稲森大樹(いなもり・だいき)館長は、「順調に育ってくれている。慎重に見守っていきたい」と話しました。